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BORUTO -NARUTO THE MOVIE-

ダッセェな、火影。

アニメ 2015 · 96 min · アドベンチャー
9.6 控えめ
アドベンチャー アクション アニメーション コメディ ファンタジー

「ダッセェな、クソオヤジ。」親の忍道、子知らず―。長きに渡る戦争を経て高度成長を遂げた新時代。七代目火影・うずまきナルトが統治する木ノ葉隠れの里を中心に、新たな忍を育てる「中忍選抜試験」が5つの里合同で開催されようとしていた。里の手練場で修業に明け暮れる三人一組の下忍たち。サスケの娘にしてナルトに憧れを抱くサラダ、多くの謎を持つ超優秀な忍ミツキ、そして才能を持ちながらもナルトをクソオヤジ呼ばわりするボルト。ボルトは、多忙が故に家族と過ごす時間すらないナルトを「親なんて初めからいない方がいい」と寂しさゆえに忌み嫌うようになってしまっていたのだ。「弟子にしてくれ!倒したいヤツがいるんだ!」ある夜、異空間での任務にあたっていたサスケが、妙な危険が迫っている事を知らせにナルトの元に訪れる。互いの子世代の忍の事を話すナルトとサスケ。そんな中、サスケの事を「ナルト唯一のライバル」とサラダから聞き憧れていたボルトは、父親の弱点を知ろうと弟子入りを願う。友の状況を悟ったサスケは“ある条件”付きで師匠となることを約束。ボルトはナルトに実力を見せつけるために、サラダ、ミツキと共に中忍選抜試験への出願を決めた。知能勝負の一次試験、チームワーク勝負の二次試験と難関を突破していくボルトたち。三次試験の個人戦コロシアムでは、各里の長である五影が見守る中、ついにシカマルの息子であるシカダイとも激突!父の背中―。超えるべき存在―。その時、空間が捻じ曲がるほどの大爆発が!禍々しい雰囲気を纏い現れたモモシキとキンシキと名乗る二人組は、両手に宿した輪廻眼を操りナルトの命を執拗に狙う。何もできず立ちすくむボルトを護るサスケ。それを背に立ち塞がったナルトは、モモシキが放った術と共に消えてしまった。ボルトへ微笑みを残して―。父親が歩んできた道、そしてその想いを初めて知ったボルト。その小さな姿にかつてのナルトを見たサスケ、そして五影とともにボルトは敵うハズのない敵が待つ異空間へ、決死の覚悟で挑む!

製作国
🇯🇵 日本
製作年
2015

豆知識と制作秘話

/
企画

本作は『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』の上映開始と同時に制作発表され、漫画連載15周年記念プロジェクト『NARUTO新時代開幕プロジェクト』の集大成として企画された。

企画

原作者・岸本斉史は前作『THE LAST』でも脚本とキャラクターデザインを担当していたが、本作ではさらに製作総指揮も兼任することになり、その負担の大きさから脚本協力の小太刀右京や監督の山下宏幸の助けを必要とした。

企画

岸本は当初この物語を漫画として構想していたが、完成までの時間が足りないと判断し、代わりに脚本という形で執筆することにした。

企画

監督の山下宏幸は公開スケジュールによる時間的制約から強いプレッシャーを感じ、一度は監督就任を断りかけたが、岸本が山下のこれまでのアニメ版NARUTOでの仕事ぶりを信頼していたため引き受けることになった。

企画

岸本は本作の脚本準備のために、脚本の作り方を解説した書籍を読んで勉強したという。

小ネタ

岸本は本作で1996年の映画『ザ・ロック』と2002年の映画『スパイダーマン』へのオマージュを盛り込んでおり、特に『ザ・ロック』へのオマージューは日本の物語構成でよく使われる「起承転結」の手法を用いて表現された。

企画

ボルトがサスケに弟子入りする展開は、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』におけるピッコロと孫悟飯の師弟関係を参考にした要素であるとされている。

企画

岸本はボルトとナルトの親子関係を、自身と自分の息子たちとの関係を基にして作り上げたと語っている。

企画

岸本はナルトを完璧な父親として描くと物語として面白くならないと感じ、あえて父親として未熟な人物として描くことを選んだ。

撮影

岸本の要望により、本作の戦闘描写はそれまでのNARUTO映画と異なり、忍術ではなく体術(taijutsu)を中心にするよう変更された。

撮影

制作時間が限られていたため、ボルトを掘り下げるシカダイなど一部キャラクターの登場シーンが削除され、サスケとキンシキの戦闘シーンも尺を短縮するために何度も改稿された。

音楽

主題歌はKANA-BOONの「ダイバー」で、岸本がアニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』のオープニング曲「シルエット」での彼らの仕事に感銘を受けたことがきっかけで起用が決まった。

音楽

岸本は「ダイバー」について、エンディングで流れると自分自身も間違いなく泣いてしまうほどの名曲だと語っている。

評価

本作は公開19日目の2015年8月25日に興行収入で前作『THE LAST』の最終興収20億円を上回り、NARUTOシリーズ映画史上最高の興行収入を記録した。

評価

劇場では来場者特典として、ナルトとボルトが描かれたものとサスケとサラダが描かれたものの2種類のうちわが配布された。

豆知識

本作のヒットを受けて、後に制作された漫画・アニメ『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』では本作のシナリオが一部変更のうえで序盤のストーリーとして使用されている。

評価

声優の三瓶由布子(ボルト役)は本作を気に入り、岸本に続編制作をリクエストしたが、岸本からは「少し休ませてほしい」と苦笑交じりに返された。

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