戦闘メカ ザブングル

アニメ 1982 · 1 シーズン · ドラマ
5.9 控えめ

シリーズ完結

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アニメーション ドラマ アクション&アドベンチャー SF&ファンタジー コメディ 戦争&政治 西部劇 Ensemble Cast Military War Real Robot Slapstick Desert

惑星ゾラと呼ばれる地球。ここは盗んだ物も3日間守り通して逃げのびれば自分の物になる、という掟が通る無法の星。 その大地を駆ける暴走族、サンドラット団は、ウォーカーマシンに襲われたところを、負傷した少年ジロンに助けられた。サンドラットの女リーダーのラグは、このジロンに興味津々。なにしろ手負いの身ながらたった一人で、ブルーストーンの運び屋キャリング・カーゴが開くバザーに乗り込み、ウォーカーマシンを分捕ろうというのだ。バザーにはキャリングの用心棒や、無法の星に似つかわしい荒くれ者ばかりが揃っている。そんな所に乗り込んで行こうと言うジロンが目指す獲物は、なんと! キャリングの新鋭ウォーカーマシン「ザブングル」!!

製作国
🇯🇵 日本
製作年
1982
制作スタジオ
Sunrise
チャンネル
tv asahi · Nagoya TV
スタジオ
SUNRISE

豆知識と制作秘話

/
企画

本作は富野喜幸が「富野由悠季」に改名して以降、『伝説巨神イデオン』から2年ぶりにテレビアニメ監督として復帰した作品であり、以後『ダンバイン』『エルガイム』『Ζガンダム』『ΖΖ』と5年連続でテレビシリーズを手掛けることになった。

企画

当初は『エクスプロイター』という仮称で、鈴木良武・吉川惣司監督によるシリアスな宇宙ものロボットアニメとして企画されていたが、吉川が多忙を理由に降板し、代わりに富野が監督に抜擢されたことで西部劇風の世界観に一新された。

企画

主役ロボットが物語の途中で「ザブングル」から新型機「ウォーカー・ギャリア」へ乗り換えるという設定は、当時のロボットアニメとしては異例の展開であり、宇宙劇から西部劇への変更で旧デザインが世界観に合わなくなったための措置だった。

企画

富野は以前の作品で登場人物が悲惨な結末を迎えることが多く「皆殺しの富野」と呼ばれていたため、本作は低年齢層への訴求も重視し「誰も死なない作品」というコンセプトで制作され、このコンセプトは翌年の『銀河漂流バイファム』にも受け継がれた。

評価

スポンサーのクローバーによると本来2機のザブングルは合体する予定だったが、代わりに投入されたウォーカー・ギャリアの玩具売上が振るわず、富野はスポンサーから苦言を呈され、ギャリアの1/100スケールプラモデルは商品化が中止されるほどの騒動になった。

キャスト

主人公ジロンの丸い顔は作画上非常に描きにくく、複数の作画監督が「目の高さを取り違える」「表情作りが難しい」などの苦労を語っており、作中でも「どマンジュウ」「メロン・アモス」とあだ名で呼ばれるほどコミカルにデザインされている。

撮影

富野は制作中盤、アニメーターたちが前作『超電磁マシーン ボルテスV』の作風から抜け出せていないと感じ、「あなたの覚えてるアニメの仕方は皆ウソ」などと現場に厳しく介入したため、多くのアニメーターや演出家が辞めるほど現場が険悪になったという。

企画

富野は本作の演出の方向性を模索する中で『未来少年コナン』を模倣することから始め、スタッフに『ルパン三世 カリオストロの城』を真似るよう指示したと語っている。

評価

関西地方では高校野球中継延長のため第27話が放送休止となり代替放送も行われず、劇場版『ザブングル グラフィティ』では「幻のトロン・ミラン(関西地区で)」とテロップが入るほど話題になった。この回が関西で初放送されたのは35年後の2017年だった。

豆知識

富野は本作について「点数をつけるとしたら30点が良いとこ。ストーリーが破綻しちゃって、構想論から見たら完全な失敗作」と厳しく自己評価する一方、「アニメの本道は『ザブングル』のようであるべきだ」と実験としては大正解だったとも語っている。

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