マクロス7

アニメ 1994 · 1 シーズン · アクション&アドベンチャー
7.0 控えめ

シリーズ完結

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アニメーション アクション&アドベンチャー Band Space Aliens Space Opera Heterosexual Real Robot

西暦2045年。リン・ミンメイの歌により宇宙戦争を終結させてから35年の時が流れた。新マクロス級の7番艦(マクロス7)は移民惑星を求め、7年前地球を旅立ち宇宙旅行を続ける。その船団内では100万人の人々が平和に暮らしていた。しかし、そんなある日、突如としてマクロス艦の前衛艦が奇襲を受ける。一方、マクロス・シティ内の公園に設置された野外ステージでは、ロックバンドのライブが行われていた。そのグループの名は「ファイアー・ボンバー」。ボーカル&ギターは破天荒で情熱的な熱気バサラ。ボーカル&ベースはマックスとミリアの7番目の娘、ミレーヌ。キーボード&リーダーに飄々としたレイ。ドラムに寡黙なゼントラン女性、ビヒーダ。ライブが盛り上がりを見せた最中、敵の戦闘部隊がマクロス本艦にまで攻め込んできた。果たしてなぞの船団の目的は、そして正体は…100万の市民の運命を載せ巨大戦艦マクロスは、やがて恐るべき戦いの渦に呑み込まれてゆく……

製作国
🇯🇵 日本
製作年
1994
制作スタジオ
Ashi Productions · Hero
制作
河森正治
チャンネル
MBS
スタジオ
Production Reed

豆知識と制作秘話

/
企画

本作はもともとハリウッドでの実写劇場版製作の企画を持ちかけられた際、当時子供の間で『マクロス』の知名度が低かったことから、日本国内でOVAとテレビアニメを同時展開して人気を獲得しようという意図と、玩具メーカー・バンダイによる『ガンダム』のプラモデルに並ぶヒット商品への要求という背景のもとに企画された。

企画

『愛・おぼえていますか』以降10年間『マクロスにはもう手を出さない』と言っていた河森正治は、企画を一度断ったのちに1週間考え、『歌うパイロット』、さらに『戦わない主人公』というアイデアを思いついたことで本作の企画が具体化した。

企画

河森は『マクロス7』だけでは前作と設定が極端に変わりすぎるため、同時にOVA『マクロスプラス』を制作することを提案し、両方の企画が通ったと語っている。

企画

河森は『プラス』を実写寄りで『青いマクロス』、『7』を漫画寄りで『赤いマクロス』とたとえ、両作の要素をデフォルメして振り分けることで制作中の混同を避けたという。

キャスト

監督には新たなファン層を開拓するため、これまでシリーズに無関係だったアミノテツローが起用され、アミノは旧作の影響を避けるためにテレビ版『超時空要塞マクロス』をあえて観ずに制作に臨んだ。

キャスト

『シリーズ構成補』としてクレジットされている『ミソトハジメ』は、実はアニメ監督・演出家の佐藤順一の変名であり、原作者の河森をハンドリングする役割を期待されていたと本人は推測している。

撮影

本作は主人公バサラの声を担当する声優と、歌唱を担当するプロのミュージシャンを分業させるという新機軸を採用したが、この分業方式は放送開始後も伏せられており、1995年5月のライブ『Let's Fire!!』で初めて公表された。

撮影

当時の30分アニメが1話あたり2,000~3,000枚程度のセル画で制作されるなか、本作第1話はおよそ7,000枚のセル画が使用されたとされる。

撮影

本編内では劇伴(BGM)が一切使用されておらず、作中で流れる音楽はすべて作品世界内の歌や演奏、スピーカーからの音声という設定になっている。

特殊効果

オープニングアニメーションの冒頭、シティ7に佇むバサラから一気にカメラが引いてマクロス7全景が映るワンカットは、手描きアニメーションと3DCGの背景を合成したもので、河森は20度ほどの角度変化なら手描き部分が平面と気づかれないという読みから実現させた。

キャスト

主人公バサラがファイアーバルキリーに搭乗することは放送開始まで極秘にされており、第1話のオープニング映像のみバサラの搭乗が分かるカットが別カットに差し替えられていた。

評価

劇中バンドFire BomberのCDアルバム『LET'S FIRE!!』はオリコン初登場4位を獲得し総売上30万枚に到達、1995年日本ゴールドディスク大賞アルバム賞(アニメ部門)を受賞するなど、アニメソングとしては異例の高セールスを記録した。

評価

ヒロイックな機体に搭乗して戦わずに歌う主人公という作風は、ミリタリー色の強い旧『マクロス』のイメージを覆すものであり、旧作ファンから少なからず反発があったとされる。河森自身も放映当初は主人公が戦わないことへの抗議を受けたが、物語が進むと今度は主人公が戦いそうになると抗議が来るようになったと語っている。

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