シュヴァリエ 〜Le Chevalier D'Eon〜

歴史の闇に消された真実の行方——想像を遙かに超えた一大叙事詩が明らかとなる!

アニメ 2006 · 1 シーズン · ミステリー
5.7 控えめ

シリーズ完結

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アニメーション ミステリー Magic Historical Foreign Revenge Swordplay Religion

物語は、革命前夜のフランス。ルイ15世の臣下であった最愛の姉・リアが謎の死を遂げたことから始まる。弟・デオンはその真相を追うが、それは単なる殺人 事件に留まらず、18世紀ヨーロッパ全土を震撼させる事態へと繋がってゆくのだ。同時に、いくつものキーワードが本作の謎を深める。<王の詩篇>、<革命 教団>、<詩人>、<ガーゴイル>、<四銃士>、<機密局>、そして<姉の魂の行方>……一つの謎が新たな謎と連鎖しながら、やがて、それは観る者を知ら れざる歴史の真実へと導いてゆく。果たして、姉を殺害した者とは誰なのか? その理由とは? 姉弟の絆を背に駆け抜けるデオンが最後に掴むものとは?

製作国
🇯🇵 日本
製作年
2006
制作スタジオ
Production I.G
チャンネル
WOWOW Prime
スタジオ
Production I.G

豆知識と制作秘話

/
企画

主人公シュヴァリエ・デオンは実在した外交官で、女装を武器とした外交や女装の騎士の伝説から、後に異性装癖を意味する心理学用語「エオニズム」の語源となった人物である。

企画

本作はアニメ・漫画・小説として同時多発的に展開されたクロスメディア企画で、原作者・冲方丁によれば三媒体はそれぞれ異なるストーリーを持ちながらも互いに補完し合う関係にある。

企画

冲方丁は18世紀フランスを舞台に選んだ理由について、当時は富と貧困、信仰と異端、外交と陰謀など様々な矛盾が渦巻いており、シュヴァリエ・デオンはその矛盾を体現する人物として主人公に「ふさわしい人物」だったと語っている。

キャスト

キャラクターデザインは当初スタジオ4℃のtoi8が担当する予定だったが、時間的制約のため妻の尾崎智美に引き継がれた。

キャスト

キャラクターデザインの尾崎智美は、アンナの髪型はブリジット・バルドー、デュランはブラッド・ピット、ゲルシィ伯爵はジャック・ブラック(『スクール・オブ・ロック』)、テラゴリーはアンソニー・ホプキンス(『マスク・オブ・ゾロ』)を参考にしたと語っている。

撮影

監督の古橋一浩は、キャラクターが「漫画っぽすぎず、リアルすぎず、アニメっぽすぎない」デザインになるよう要求し、時代考証に忠実であることも求めた。

撮影

脚本は完成までに約10ヶ月を要し、小説家である冲方丁との共同作業のおかげで通常のテレビアニメの脚本より30〜40%多い情報量を含んでいたという。脚本打ち合わせは12時間にも及んだこともあった。

撮影

美術監督の大野広司は、物語がフランス・ロシア・イギリスを股にかけるため背景美術を使い回せず、各話ごとに新しい背景を制作しなければならず「旅もの」は最も難しい仕事だと語っている。ヴェルサイユ宮殿の鏡の間などには3DCGが使用された。

特殊効果

貴族女性キャラクターの衣装には、通常の黒い輪郭線の代わりに色付きの輪郭線を用いる「カラートレース」という手法が監督の要望で採用された。

音楽

作曲家の大島ミチルは、本作で久しぶりに「非常にクラシカル」な楽曲を手がける機会を得たとし、ヨーロッパのクラシック音楽らしい深みを意識して作曲したと語っている。

音楽

エンディングテーマ「OVER NIGHT」を歌ったAYAは、最初に見せられたイラスト(デオンが被害者の血を浴びながら燃えるパリの街をリアの手を握って歩く場面)からインスピレーションを得たと語っている。

評価

本作の第1話は2006年9月にオタワ国際アニメーションフェスティバルで上映された。

評価

北米では当初ADVフィルムズがライセンスを取得していたが、2008年に他の作品とともに権利がファニメーションに移管された。

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