楽しいムーミン一家

アニメ 1990 · 2 シーズン · ファミリー
8.6 人気

シリーズ完結

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『楽しいムーミン一家』(たのしいムーミンいっか)は、テレビ東京系列で放送されたテレビアニメシリーズ。同名の原作が存在しており、原作者のトーベ・ヤンソン自身も末弟で漫画を共同製作をしたラルス・ヤンソン(愛称ラッセ)と共にアニメ制作に関わっている。但し「スノークのお嬢さん」が「フローレン」になるなど、原作との変更箇所もある。 フジテレビ系列「カルピスまんが劇場」で放送された『ムーミン』シリーズとは別作品。また、2015年に日本で公開されたフィンランド・フランス共同製作アニメ映画『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』では本作においてムーミン役だった高山みなみを筆頭に、同作で声を当てた日本の声優達が再びキャスティングされているが、やはり製作体制においては別作品となる。

製作国
🇯🇵 日本
製作年
1990
チャンネル
TV Tokyo

豆知識と制作秘話

/
企画

本作は『ムーミン』アニメ化としては3作目にあたるが、原作者トーベ・ヤンソンは1969年版の旧アニメがあまりに原作から逸脱していたため不満を抱いており、その旧作は日本国外では配信・放送されなかった。

企画

フィンランドのプロデューサー、デニス・リブソンは1981年からトーベとラルス・ヤンソン兄弟に新作アニメの権利を求め続け、自身が制作した別作品『アルフレッドJカワク』を見せたことで二人を説得することに成功した。

企画

東京でリブソンが本作のプレビュー映像をトーベとラルスに見せた際、トーベは「Dom lever ju(本当に生きている!)」と感想を述べたという。

企画

本作はオランダのテレケーブル・ベネルクス社、日本のテレビ東京、フィンランドのYle、フランスのマリナ・プロダクションズ、スペインのテレビシオン・エスパニョーラによる国際共同製作で、複数国での配給を実現した初のムーミンアニメとなった。

撮影

1991年1月17日に湾岸戦争(砂漠の嵐作戦)が勃発した際、他局が特別報道番組に切り替える中、テレビ東京だけが通常通り本作(第41話)を放送し、関東地区で18.7%という高視聴率を記録した。この出来事は後々まで「テレビ東京は重大事件でも通常放送を行う」例として語り継がれている。

撮影

1990年のトーベ・ヤンソン来日時には、東京・吉祥寺の末広通り沿いにあった制作現場を実際に訪れている。

キャスト

アニメオリジナルキャラクターである魔女クラリッサとその孫アリサは原作には登場せず、本作のために新たに創作されたキャラクターである。

小ネタ

劇場版に続く2作目の映画としてリブソンは『ムーミンパパ海へ行く』を原作にした作品を企画していたが、トーベ・ヤンソンの死後、姪のソフィア・ヤンソンが許可を出さず実現しなかった。

評価

本作の音楽はフィンランドで高く評価されており、今なお懐かしさの象徴として若い世代にも親しまれ、ロックアレンジやオーケストラコンサートシリーズが生まれるほどの人気を博している。2025年11月25日にはヘルシンキ・ミュージックセンターで記念コンサートが開催され、作曲家の白鳥澄夫と歌手の白鳥英美子が特別ゲストとして出演し、英美子自身も日本語の楽曲を歌唱した。

小ネタ

制作会社の倒産により原版フィルムが紛失しており、Blu-ray版は再放送用マスターをアップコンバートして収録されている。

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